昨日はたくさんのコメント・メール・プチメをいただき本当にありがとうございました。
出先で何度も携帯から読ませていただき、とてもあたたかい気持ちになれました。
ありがとうございます。
前回記事をアップした直後に自宅を出発し、病院に行ってきました。
判定日の受診は予約をとれないのですが、予約を取っていないとどんどん後回しにされてしまいますので混む前に行こう、と。
病院に着くと待っている人は3人。
おーこれは早そうだとほっとしたのですが、甘かったです………。
尿検査じたいは行って10分ほどで呼ばれて完了したのですが、それから全っ然呼ばれない。
私より先に来て待っていた人が1人また1人と呼ばれ、診察室に消えて出てきて精算して帰っているのに、それでも呼ばれない。
気づいたら後から来た人が呼ばれてる…
これは何かあると思ってしまいました。
尿採取の前に看護師さんから「ご自分で検査されました」と聞かれたので、遅めの反応ながら陽性が出た旨は報告済み。
まさか…病院の検査では陰性なんじゃなかろうか。
「本人は陽性が出たって言ってるけど出てないよねー」なんてことになってるんじゃなかろうか。
だから奥でどう説明しようか打ち合わせしてるんじゃ……
お願いしますよー
閑散とした待合室で待つこと約40分、初めは置かれているフリーペーパーを読むほどあった余裕がどんどん崩れて、最後あたりは文章の内容が頭に入ってこなくなっちゃいました。
こんな状態なので、いざ名前を呼ばれた時は脚がもつれてしまい、フラフラしながら診察室へ。
「こんにちはー……」
(最悪の状況を考えてかなり引き腰でドアOPEN。緊張で声が出ない)
と、担当医が私を振り向いてにっこり。
「よかったね、くっついたね。
……まあ入って座ってください」(と椅子をすすめる)
あーよかったー、ちゃんと出てたー
よろけつつ椅子に座った私に検査薬を示す担当医。
「この時期にこれだけはっきり出てるのはいい感じですよ」
ふぅんそうなんだ…。
とほっとしたのもつかの間、担当医の表情がきゅっと引き締まりました。
「ただこれからが正念場です。ちょっと怖くなるかもしれませんが大事なことですからね」と。
次回検診は一週間後。ここで胎のうが確認されればOK。
その次の検診はさらに一週間後。ここで心拍が確認されればOK。
今日の段階ではこのまま妊娠が継続する可能性が約80%、つまり流産する可能性は約20%ある。
胎のうが確認できたらその確率は約10%に減少する。
心拍確認ができたら10%以下とさらに減少する。
この時期の流産は赤ちゃんの問題で母体側では守れる手段がない。
茶色の出血がもしあったら安静にして、色が赤くなったり痛みが出たら受診するように。
「…じゃあこの2週間はじっとしていたほうがいいんでしょうか…」と聞くと、
「もし自然妊娠だったらこの時期はほとんど気づいていない時期ですから、普通に生活しているでしょう
激しいスポーツをしたり重い物を持ったりしない限りはいつもどおりで大丈夫です」と。
「…あのー、移植後から風邪を引いてしまって咳がひどかったんですが、影響ありますか」と聞くと、
「それでもくっついてくれてるからね。赤ちゃんにとっては問題なかったということですよ」と。
「えーと、船にも2回ほど乗ってけっこう振動受けたんですけど、今はくっついていても離れちゃうということは…」
「もし万が一のことがあったとしても、それは船に乗った影響ではなくて赤ちゃん側の問題。
あなたの行動が日常的である限り気にしないように」
そうなんだ…と少しほっとしました。
昨日陽性反応が出たとはいえ、この一週間ほど動きすぎた影響でくっついたとしてもまた離れていってしまうのではないかと心配だったのです。
あとは赤ちゃん側の問題か…それもまた複雑ですが、もう私にはどうもできない領域なんですね。
まずは一週間後にいい結果が出ることを祈るしかありません。
2週間後に無事心拍確認ができたら産院に紹介状を書きます―とのことでした。
そんなに早く転院しなきゃいけないのかー…
福岡の病院事情はほとんど知らないので、少し勉強しようと思います。
病院を出てから夫と待ち合わせし、ランチしながら検査結果や担当医からの話を伝えた後書店へ。
神頼みしかないと分かっていても、何に気をつけたらいいのかぐらいは知っておかないとね。
立ち読みは慣れっこなことですが、1時間くらいで腰の痛みがひどくなりやむなく中断。
速攻で地下鉄に乗って帰り、夫が帰ってくるまでおとなしく横になっていました
今日は午前中自宅で電話による打ち合わせをしていたのですが体調の変化は特になし。
胸が少し張るくらいでしょうか。
連日の仕事ですっかり家が散らかってしまったので、少しずつ片付けつつのんびり過ごそうと思っています。
昨日の判定日は先月亡くなった祖母の月命日でした。
亡くなってちょうど1ヶ月、まだ受け入れたくないけれどあっという間の1ヶ月。
私に力を貸してくれたんだね、おばあちゃん。
恩に報いることができるよう、頑張るからね。
そしていつも弱気で愚痴ばかりの私の背中を押してくださった皆さんにも、心から感謝します。
30代後半という年齢、また顕微授精や円錐切除で頚管が短いことによる流産率の若干の高リスクといった問題があってまだまだどうなるか分かりませんので、心拍確認ができるまではこのカテゴリーにてお付き合いさせていただければと思っています。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。