風邪が思うように治りません。


のどの痛みがひかず、鼻水がとまらず、くしゃみまで出てくるようになってしまいました…。


基礎体温は36.79度。


熱がないのが幸いと思う反面、がっつり下がったので正直がっかりですね。







昨日ははるばる佐賀県の高島まで夫と船に乗って行って来ました。


私が唐津で仕事があったので、夫と「じゃあ宝当神社が近いから行こうか」という話になったのですね。


この島は唐津湾に浮かぶ離島。


お参りした人が続々と宝くじに高額当選することで全国的にも有名らしい宝当(ほうとう)神社が目的地です鳥居

欲全開ですよ。


唐津港から船で10分ほどで到着。



不妊日記~お宮の格闘~   船着場周辺。海の神様に向けたものか、石碑が島のあちこちにあります。


船着場から数十m歩いたところに宝くじ売り場があり、さらにその先に宝当神社があります。


この宝くじ売り場の建物のある一角「幸福の角」から神社まで八十八歩でたどり着けば幸運が…ということで、人目もはばからず夫婦して大股で歩いてみました苦笑


八十八歩で鳥居の少し中までは入れましたが本殿には到達せず……敷地内に入ればいいのかしらん。


一見こじんまりとした神社ですが、靴を脱いで本殿に上がるとお礼参りに来た人たちの手紙や色紙がびっしり壁に貼ってありまして圧巻です。


正座して手を合わせたまま何分も動かない人たちがいっぱい。皆さん真剣です。


……と思ったら、購入した宝くじをお賽銭箱の前に置いて今までにない真剣さで祈っている夫を発見焦る


子授け神社でお参りする時もそれくらい真剣に祈って欲しいんですけど。



不妊日記~お宮の格闘~   宝くじ売り場のコンクリート床には猫の足跡がさりげなく入っています。


不妊日記~お宮の格闘~   なにやら人だかり………気になるのでのぞいてみましたら。

不妊日記~お宮の格闘~   お、猫ちゃん!? なにやら大人気ですよ。

不妊日記~お宮の格闘~   上から落ちてくるえさを凝視する猫ちゃん。すでに戦闘体制。そして…

不妊日記~お宮の格闘~   キャーッツ……あ、間違えました、キャーッチ!(そこのあなた、引かないで)


実はこの猫ちゃん、かねちゃんという名前です。


ちなみにこのポーズは手を合わせて当選を祈るお参りポーズ、だそうです。

完全にえさ狙いかとは思いますが……かわいいからいいの!


かねちゃんに触ると当選するという逸話があり、観光客にわしゃわしゃと触られまくっていました。


私は別の猫を触ってまして、いざかねちゃんを触ろうと思ったら逃げられましたよずーん


夫はしっかりかねちゃんを触ったようで、ご満悦のご様子。


こんな真剣かつ情熱を持った夫の行動を見るのは久しぶりな気がします…。






何だか満足感を胸いっぱいに抱いて1日6便しかない船で唐津へ帰り、車で20分ほどの呼子へ。


以前も記事にしましたが、呼子はイカの町。


あの透き通ったイカをまたしても堪能して、さらに夫の希望で名護屋城跡へ。


名護屋城は豊臣秀吉が朝鮮出兵の拠点として築いたお城で、城下町には当時の全国の大名(徳川家康や石田三成等々)が終結して陣を張ったんだとか。


当時は大阪城に次ぐ大きさを誇ったそうで、その広さ17ヘクタール∑!!


もはや想像できない広さです。


不妊日記~お宮の格闘~   名護屋城博物館で当時のことをお勉強してきました。



夫も私も仕事がたまっているのに結局半日遊びほうけ。


意志弱いです……困った







ここからはかなりネガティブな内容なので、楽しいプチ観光記を読んで終わりたい方はどうぞ読まずに閉じてくださいね。







こんなに楽しんだにもかかわらず、夜にはまたどーんと落ち込んでしまいました。


というのも生理がきそう…なんです。


血のニオイというんでしょうか、独特なものをトイレに行った時に嗅ぎ取ってしまいまして。


最近、母と叔父の間で祖母の死にからんでいろいろ確執が起こっており、その話を電話で2時間聞いた後のことだったのでもうぐったりがっくり。


急にぐわーっと悲しくなって、夕食の準備をしながらも涙が止まらなくなっちゃいました。


なぜこう何もかもうまくいかないのか。


何が悪くてこうなってしまうのか。


頭の中をいろんな思いがぐるぐるして仕方ありません。


こんなに情緒不安定なのもきっとPMSなんでしょう。


あー、淡々と移植したつもりだったのに今回は胚が良かったから無意識に期待してたんだ…と痛感。


期待してて結果が出なかったら感情をコントロールできなくなるって分かってたのに。


つい、つい期待してしまった。またやっちゃった。






とめどなく出る鼻水(これは風邪のせい…)をすすり上げながら涙を流して咳き込んでいる私の異常を察知して、夫がレスキューに登場。


後ろから両腕を回し、私が落ち着くまでずっと体をゆすってくれていました。「まだ判定日がきてないんだから分からないでしょ」と言いながら。


でも生理が来る感覚はもうイヤというほど経験しているから分かります。


夫の励ましはありがたいけれど、期待にはきっと応えられない。


それが情けない。


昨晩はあまり眠れませんでした。






また次回いつか治療する時の参考になるよう、治療経緯の記録としてこんな状態もあったことを書いておこう。






今日は今から大分です。


泊まりの仕事なので皆さんのところへはあさって以降にお邪魔します、すみません。