張り切って移植するぞビックリマークと思って今日を迎えたわけですが………風邪引きましたずーん


昨晩からのどがヒリヒり痛くなり寒気もMAX。


よりによって移植前日に体調を崩すとは………まだまだ修行が足りません。


ぬるめのお湯で長時間体を温めたことと着ぐるみになって汗をかいたことが幸いして、今朝は軽いのどの痛み程度にまで回復しましたふぅ


風邪の原因はおそらく博多港桟橋で30分もの間冬風に吹かれたことでしょう落ち葉






移植当日の今日も朝からお仕事です。


今日は福岡市内での仕事なので鹿児島に日帰り出張する夫と一緒に出発し、仲良く地下鉄に揺られて博多駅へ。


九州新幹線に乗る夫を改札で見送った後で約1時間半働いてきましたまじめ


融通の利かない得意先にカリカリしてしまい、多少内膜にも影響が出たんじゃ……と心配するも後の祭りです。


もうここまで直前だとバタバタしても仕方ないし~ふん


仕事を終えた後再び地下鉄に乗り病院へ。


病院の最寄の駅に到着したところではたと気づきました。




私、融解状況の確認の電話してないじゃーんええ!!





仕事に追われて予約時間の11時に病院に行くことしか考えてませんでした……。


病院まであと数分のところで俄然今から移植するという現実感がわいてきて、心臓がドキドキ。


うわーもし悪い結果だったらどうしよううるうると、受付を済ませた後も落ち着きませんでした。






病院に入って約20分後、ようやく培養士さんに名前を呼ばれて別室へ。


融解結果の発表ですジャ~ン





今回の融解胚個数:5個


移植可能な胚個数:2個


状態:初期胚盤胞と拡大胚盤胞に各1個成長





ええええっひゃ~・・・


あの、今回は培養しないってお願いした気がするんですけども………なぜに胚盤胞に成長しているわけ!?


ということを率直に質問したところ、5個あるので時間差で融解したんだとか。


今回は3個のグループと2個のグループの2つを同時に使うことにしましたが、ひとつは昨日、もうひとつは今日融解スタートしたそうです。






…………そういうことは事前説明か事後報告かのどちらかしていただきたい。





結果的に成長してたからいいものの、もし、もし全滅してたらどうしてくれるんですかじー


マジ勘弁してくださいよ…。


とはいえ思わぬ結果に嬉しさを感じるのも確か。


特に拡大胚盤胞に(ほぼ)なっている胚はすでに殻が破れて核が出てきている状態だそう。


言葉を選んで選んで選びまくって説明しても表情に全部出てしまう培養士さんですが、今回は自信ありげというのも頼もしいハート


初期胚盤胞はやや質が悪く、再凍結したとしても再融解には耐えられないだろうということでした。


「で……いくつ移植しますか??」と聞かれ「2個お願いしますっ」と即答。


前回のように後悔したくない、同じダメになるならお腹の中にたとえ数日でもいてほしい、そう思ったから。






培養士さんからは他にこのような説明も受けました。



●多胎率について


 体外受精や顕微授精での多胎率は例年あまり変化がない。

 

 タイミング法や人工授精での排卵誘発剤の使用例が増えてきて、その結果多胎妊娠が増加している。


 今回2個移植するので多胎妊娠の可能性は上がるが、けして高い確率ではないのであまり心配しないように。


●胚どうしの影響について


 グレードに差がある2個の胚を移植するとグレードが高いほうの胚が低いほうの胚の質も上げることがある。


 これを共培養(きょうばいよう)と言って、特に卵の成熟度に対する影響が大きい。


 今回子宮内で共培養のような環境をつくることでどちらかの胚が着床できるのではないかと考えている。




2番めの説明については、以前どこかで「複数の胚が同じ環境にいると質の悪い胚が質のいい胚の栄養分を取ってしまう」と見たか聞いたかしたことがあるので意外でした。


強い胚が弱い胚を引っ張って共に成長していく―なんて、想像しただけでちょっとステキ照れ





てなわけで前ふりが非常に長くなってしまいましたが、2個移植してきましたイェイ


チューブを子宮内に入れる時担当医から「今度はくっつけてよー」と言われましたが……それは私が言いたいですぅ。


お腹にガスがたまっているおかげで子宮がエコーでよく見えないというお恥ずかしいアクシデントもありましたが、何とか無事終了しましたやったー


採卵か移植がたてこんで安静室がふさがっていたのか手術室で下着を脱ぐはめになったり。


午前の診察時間が終わるからと本来なら45分間安静にするところを20分で起こされたり。


判定日のスケジュールを担当医から聞いている時に看護師さんがざわざわ退去したり(たぶんお昼休憩?)。


あちゃー汗という部分がいろいろとありましたが、いいんです。


どちらの結果にしろ『卒業』か『転院』か、選択肢は2つしかありませんからニヤリ


今回はいろんな意味でラストチャンスということで肝が据わってますので、少々のことは気にならないです。





病院を出て無性にカレーライスカレーが食べたくなったのですがなぜかエビピラフチャーハンを食べ、マックで無料コーヒーを飲み。


さらに午前中に行った得意先の関連会社に顔を出して1時間ほど打ち合わせをして帰ってきました。

完全に動きすぎ…。しかも資料でどーんと重くなったバッグを抱えてました。


移植3回めともなると卵に対する思いやりが薄いですね苦笑


でも今回は「できる子ならくっついてみなさいなビックリマーク」というタカビーな気持ちがあります。


今月中旬までは仕事があるので、家にじっとしているというのは実質的に無理なのです。


お腹を冷やさない、重い物をなるべく持たない、そして激走しない…これだけは心がけてあとはいつも通りに過ごすことにしますむっ






応援してくださっている皆さまのおかげで移植まで進むことが出来ました。


ありがとうございます!


あとは運を天にまかせて判定日の12日を迎えようと思います♪